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プロポリスとアレクリン

プロポリスについて調べていると「アレクリン」という単語を目にすることが多いでしょう。
このアレクリンとはどういうもので、プロポリスとはどのような関係があるのでしょうか。

アレクリンはプロポリスの原料

アレクリンはブラジル原産のキク科の植物で、正式名称はアレクリン・ド・カンポといいます。
ブラジル産のプロポリスは、このアレクリンが原料となっているのです。
プロポリスは蜂の巣由来の物質です。
蜂の巣の原料は、その国に自生している植物を使用しているため、原料となる植物は違っています。
例えば欧州や中国の場合は、ポプラが原料となります。
オーストラリアにおいては、ユーカリが原料です。
また、同じブラジルでも、アマゾン川流域ではダルベルジアというマメ科の植物が材料となっているという具合です。
ちなみにアレクリンは同じブラジルでも、リオデジャネイロのやや北にあるミナスジェイラス州が原産となっています。

アレクリン由来のプロポリスの特徴

アレクリンを原料としているプロポリスは、別名を「グリーン・プロポリス」といい、最上級品だとされています。
日本で流通しているプロポリスのうち、ブラジル産のものの多くはこのアレクリンが原料となっています。
アレクリン由来のプロポリスの特徴は、アルテピリンCやバッカリンといった成分の含有量が多いことです。
ポプラ由来のプロポリスと比較すると、アルテピリンCは7500倍、バッカリンは2500倍もの量が含まれているとされています。
アルテピリンCの働きは、異常細胞の増殖を抑えることです。
異常細胞の例としてよく挙げられるのが癌細胞で、アルテピリンCは癌の進行を遅らせることが期待できるというわけです。
また、バッカリンには免疫力をアップさせてくれる効果があります。
プロポリスにはインフルエンザウイルスなどを退治してくれる抗菌・殺菌効果がありますが、免疫力アップとの相乗効果で、冬場のインフルエンザ発症を予防することも期待できそうです。

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