プロポリスと虫歯の関連性
プロポリスにはいろいろな効果がありますが、はちみつと同様にミツバチ由来ということで、虫歯を悪化させてしまうのではないかと心配している人もいるかもしれません。
プロポリスと虫歯には、どのような関連性があるのでしょうか。
プロポリスは甘くない!
ミツバチ由来ということで心配になるのは、プロポリスがはちみつど同様に糖分を多く含んでいるのではないかということですが、その点については何の問題もありません。
そもそも、プロポリスには糖分はほとんど含まれていないためです。
はちみつはミツバチが採取した花の蜜を巣の中で加工したもので、ミツバチのエネルギー源となっています。
これに対してプロポリスは樹液をミツバチの体内で加工したもので、巣を作るための材料のひとつとなっています。
花の蜜が糖分を多く含んでいるのに対し、樹液はあまり糖分を含んでいませんので、必然的にプロポリスにも糖分はあまり含まれていないということになります。
糖分によって虫歯を悪化させてしまうことは、ほぼ考えられないと言っていいでしょう。
プロポリスは虫歯予防に役立つ!
それどころか、プロポリスは虫歯予防に役立ってくれるのです。
蜂の巣は細菌がいっぱいいる屋外にあるにもかかわらず、腐ってしまったり、中の幼虫が病気になってしまったりすることがほとんどありません。
これは、プロポリスに抗菌・殺菌効果があるためです。
プロポリスの抗菌・殺菌効果は、虫歯菌に対しても発揮されるのです。
口内から虫歯菌が減少すれば虫歯ができにくくなりますし、すでにできている場合でも進行を抑えることが期待できます。
プロポリスの抗菌・殺菌効果で虫歯菌を退治するためにおすすめなのは、水で薄めてうがいをすることです。
プロポリスは独特の刺激と苦味がありますが、水で薄めれば和らげられるというわけです。
ちなみに、口内には虫歯菌だけではなく、口内炎や歯肉炎の原因となる細菌も住み着いています。
プロポリスの抗菌・殺菌効果は、これらの菌に対しても効果を発揮してくれるのです。